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【実現可能性アップ】目標を叶えるための3つのSTEP

何かを成し遂げたいと思ったとき、何から手をつけていいのかと悩んだことはないでしょうか?

私自身、仕事でミッションを言い渡されたとき、『どうしよう・・・』と悩み

気がつけば時間だけが過ぎてしまったという経験が多くあります。

こうした時の結果は、たいてい失敗に終わるものです💦(思いついたものから手を出す日々😢)

この記事では、私自身がこれまでの人生での経験やMBAでの学びから

けっきょく成功している人は、同じ思考プロセスで考えているじゃ~ん』と気づいたことを

記していきたいと思います。

仕事や将来の夢など、目標を掲げているみなさまの一助になれば幸いです。

目次

結論

目標を叶えるための3STEPの結論は以下の通りです。

  • STEP1 目標を明確にする
  • STEP2 今の姿を知る
  • STEP3 足りない要素を補う

いかがでしょうか? 一見すると当たり前の事が記されています。

しかし!!! この当たり前が、難しい問題にぶち当たると吹っ飛んでしまうのです。

多くの場面において、冷静にこの3STEPを取り組んでいけば自ずとやるべきことが明確になっていきます。

簡単な事例を示しながら解説をしていきますので少しずつ思考のクセをつけていきましょう。

STEP1 目標を明確にする

あなたの目標は誰かに説明できるぐらい明確になっていますか?

たいていの場合、ザックリとした目標設定になりがちです。例えば下のネコ達のように…

ダイエットしないと…

とにかくヤセたいんです

これでは大きな方向性はあっても、具体的にどんな状態になれば目標に到達したのかが分かりません。

このSTEPでは、具体的な状態がイメージできるように考えていく必要があります。

そこで役に立つのが『5W』です。

5Wとは?

5Wとは、「Who(だれが)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」

の英単語の頭文字をとった言葉です。情報をこの要素で整理することで、ぬけ漏れなく整理することができる

フレームワークになります。

よく使われるフレームワークに『5W1H』がありますが、うえの5Wに「How(どのように)」が含まれますが

今回のSTEPでは5Wまでが明確になっていればOKです。

5Wの活用方法

先ほどの「ダイエットしないと…」という目標を落とし込むと以下のような形になります。

Who(だれが)私が
When(いつ)今年の8月1日からの
Where(どこで)ハワイ旅行までに
What(なにを)体重を55キロにする
Why(なぜ)かわいい水着を着れるようにする

いかがでしょうか? 目標に具体性が出てきたのではないでしょうか。

特に押さえておきたいポイントは、いつまでに(When)どんな状態(What)にあるのかということです。

ビジネスシーンで言えば、今期までに(When)新商品Aを300個売る(What)といった具合です。

STEP1では、目的をここまで具体的かつ定量的にしていきたいです。

ただし、ビジネスシーンにおいては5Wだけでは足りません。『市場』や『競合他社の動向』が目標設定の意味合いを大きく変えてしまいます。目標を明確化するという観点ではこれらの周辺情報も明らかにしていく必要があります。こちらの方法については別記事にて説明していきます。

STEP2 今の姿を知る

「今の姿は自分の事だから一番良く知ってるよ~」って思っている方も多いのではないでしょうかw

確かに、ある程度のことは分かっていると思いますよね。ただ『ぼや~』っとではないですか?^^

ここでは、その『ぼや~』っとしている今の姿を明確にしていく工程となります。

このSTEPを進めていく為に、まず『今の姿を知る』とは、どういったことを考えるのか解説していきます。

今の姿を知る2つの要素

『今の姿を知る』ためには2つの要素を考える必要があります。

それぞれの要素について解説していくので書き出してみましょう。

➀目標に対する現在の状況(STEP1の項目の現在)

この要素は非常に分かりやすい項目です。目標の5Wに対して現在がどのような状況なのかを考えます。

ダイエットの目標例で言えば以下の通り。

Who(だれが)私が
When(いつ)5月1日現在
Where(どこで)日本で
What(なにを)体重60キロ
Why(なぜ)かわいい水着を着るにはもう少し頑張りたい

いかがでしょうか?5Wのフレームワークがあるから何を考えればいいか理解しやすく簡単にできますね。

➁目標に対して現在行っている行動や状態

次に考えていきたい要素は『目標に対して現在行っている行動や状態』です。

目標に向かって今既に行動や影響しそうな行動があればそれを書き出していきましょう。

ダイエット目標の事例で言えばこんな感じです。

運動:毎日、通勤で20分歩く
運動:月1、友達とジョギングをする
食事:毎日、帰宅後にご褒美としてチョコを1つ食べる
食事:週1,同僚と飲み会
状態:彼氏と同居で食事は交互に作る当番制

こうやって書き出してみるとダイエットに関わる習慣が見えてきますね。

ちなみに、ビジネスシーンにおいては、『状態』の部分がより重要になってきます。

ビジネスシーンにおいては、『状態』をより理解することが重要です。
たとえば、自社が持っている強みや弱みを理解することや、環境変化における追い風(機会)や向かい風(脅威)といったものを理解しておくことで、次のSTEP『足りない要素を補う』の対応が考えやすくなります。

STEP3 足りない要素を補う

いよいよ最後のSTEPです。これまでのSTEPで現在と目標を明確にしてきました。

最後のSTEPでは、現在と目標の差を理解し、どう補うのかを考えていきます。

現在と目標の『差』を理解する

この『差』を理解することは非常に重要です。

むしろ、これまでのSTEPはこの『差』を解像度高く知るために行ったようなもの。

『差』を理解することで、どれ程の山を登ることなのかを知ることができます。

それは、準備や装備なく誰でも登れてしまうような低い山なのか、しっかり準備して登る高い山なのか。

これによって、打ち手も心構えも変わってきます^^

それでは、ダイエットの事例でやってみましょう。

現在目標
Who(だれが)私が私が
When(いつ)5月1日現在今年の8月1日からの3ヶ月間
Where(どこで)日本でハワイ旅行までに旅行までに
What(なにを)体重60キロ体重を55キロにする体重5キロ減
Why(なぜ)かわいい水着を着るかわいい水着を着る
行動(運動)徒歩20分、月1ジョギング
行動(食事)チョコ1、週1飲み会
状態彼氏と同居、食事当番制

3ヶ月で体重を5キロ減ということが分かりましたね。この意味合いはどう感じますか?

もともと60キロとヤセ型の方にとって3ヶ月で5キロというのはなかなか高いハードルなのではないでしょうか。

実際はどうなのか個人差があるかもしれませんが^^;一旦はなかなか高いハードルとしておきましょう。

この高いハードルを乗り越えるために何をしなければならないかを考えていきます。

『差』を補うプランを考える

ここからが実際に行動をしていくために考えなくてはならない項目です。

ここが手薄になってしまうと、せっかく今まで整理してきたことがパーになってしまいます。

可能な限り時間を使って、何ができるのかを考えていきましょう。

マイルストーンを置く

1年後の目標達成に向けたプランを作ってください。と言われたら戸惑いませんか。

誰でもそうですが、長ければ長いほど戸惑うと思います。

それは、その期間が長いほど、考えることが多すぎて考える事自体が嫌になってしまうからです。

そこで、有効な考え方がマイルストーンです。

マイルストーンとは、目標達成までに必要な区切りや中間目標のこと。

要するに、考えやすい期間で目標を分割しましょうということです。

ダイエット事例で言えば

最初の1ヶ月目で脂肪が燃焼される体質に変えていく。体重は1キロ減。
2ヶ月目で実際に減量の最大化をする。体重は3キロ減。
3ヶ月目はこれまで一定以上の減量後なので更なる追い込み。体重は1キロ減。

といった具合です。

こうやって分割してみると、めっちゃくちゃ考えやすくなります。

マイルストーンを置くことのメリットは
 ・分割することで考えやすい分量になること
 ・進捗管理がしやすくなり、進捗状況次第では修正が可能
 ・小さな目標を達成していくことで、モチベーションがあがる

これはどんな目標に対しても使えます。

目標達成に向けたプランを考えにくいと感じた時には、分かりやすい分量に分割をしてみてください。

行動すべき項目を特定する

どんな項目を行動すべきかと検討するときに非常に役に立つフレームワークがあります。

それは、『ロジックツリー』です。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

ロジックツリーとは、問題をツリー状に分解し、ロジカルに原因や問題解決策を導き出すフレームワークです。

問題の原因に対して「どのような方法があるか?」と問いかけ、解決策をリストアップしていきましょう。

ダイエット事例で考えていきましょう。

どうでしょうか。イメージはできたでしょうか。

ロジックツリー作成におけるポイントは以下の通りです。

ポイント1:MECEに考える

MECEは、「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った造語です。直訳すると「互いに重複せず、全体として漏れがない」という意味になりますが、「漏れなく、ダブりなく」という意味合いで使用されています。なぜここに注意するかと言えば、書き出した要素にダブりがあれば、無駄な検討時間を要してしまいますし、漏れがあった場合は、浮かび上がった解決案では根本的な問題解決につながっていない場合が出てきてしまいます。そのため、要素がMECEに書き出せているかを確認しながら進めていきましょう。

ポイント2:仮説を立てる

要素を分解するうえで、迷ったとき、発想に詰まってしまったときは、仮説を立てることが大切です。
「○○かもしれない」「○○なのではないか」と仮説を立て、新たな切り口を検討してみましょう。今ある要素以外の想定外の要素が出てくるかもしれません。

ポイント3:行動に結びつくまで要素を分解する

ロジックツリーを作成しても行動に結びつかなければ意味がありません。特に今回のような、目標を叶えるために模索している方にとって、目標に対する具体的な行動に結びつくまで、要素を深掘りしていきましょう。

今回は、一般的に言われている『食事』と『運動』以外に、『モチベーション』を追加してみました。

行動としては『食事』と『運動』なのですが、ダイエットは継続的に行うものです。

継続的に長く続けていれば必ず嫌になることもあるでしょう。

そんな重要だと思われる要素を入れてみましょう。

最終的にはアクションまで書き出し、その後優先順位を決めることが大切です。

行動すべき項目の計画

プランを考える項目として、これまで『マイルストーン』と『ロジックツリー』という考え方を実施してきました。

マイルストーン毎にロジックツリーでアクションを検討できれば、もうほぼ完成です。

この両方が揃えば、時間軸ごとに何を行わなければならないのかが出揃いました。

あとは、マイルストーン毎の前後の繋がりを調整したり、未達の場合の対処法などを予め定めておくなどをします。

計画というのは、計画通りにいかないものです^^

計画通りにいかなかった時に、慌てることなく、改善や見直しを行っていきましょう。

まとめ

これまでつらつらと記載してきましたが、要するに言いたいことは2つ!!!

一つ一つを明確にすること』と『考えやすい大きさに分割して考える』ということです。

全てがボヤっとした状態では、打ち手もボヤっとしてしまいます。それでは目標は達成できません。

また、どんなシーンでも共通していますが、考えにくいことは、いくら時間を掛けても考えにくいのです。

そんな時は、自分が考えやすい大きさまで分割することで光が見えてきます。

この考え方は、また別記事でも出てきますので是非覚えておいてください。

それではまた^^/

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